『ROAD TO TOKYO 』~ 今週の槇田さん vol.4 : あれ?なんだかやっぱりおかしいな ~

『ROAD TO TOKYO 』~ 今週の槇田さん vol.4 : あれ?なんだかやっぱりおかしいな ~カテゴリアイコン

2016. 1. 9

自分が提示する練習内容に対する達成度や感想を槇田さんから報告してもらい、それに対してまた自分がアドバイスをするという交換日記的なやり取りを通して、東京マラソン当日までの槇田さんの挑戦をRNDEとしてサポートする様子をお届けする企画の第4回目。年末にアミノバリューランニングクラブで30km走を敢行した後に、槇田さんより次のようなメッセージをもらいました。

 

槇田さん

いまの思いを二つ伝えさせてください。
先日ライバルがすごく頑張っていらっしゃいました。素直にすごいと思うし、憧れるし、それでいて悔しいなと思いました。あ、わたしこんな(悔しい)という思いもあるんだ、と思いました。そんな本当に頑張っている姿を見て、私も背中を追いかけよう!と思いました。同じように頑張ればきっと追いつけると信じて…
あともう一つ。自分への言い訳(?)に勝てるようになりたいと…。キツイし痛いし足が前に出ないしお腹痛いし…と。ウソではないですけど、そこを言い訳に自分を甘やかして攻められなかったです。もちろん終わった今だから思えるのでしょうけど、最後2キロを頑張れなかったのか?と思うと悔しいです。これが本番だったら絶対後悔します。今気づけたこの気持ち、大切にしようと思います。

 

久保

いいですね !私が高校の恩師から教わったことでこんな言葉があります。
「ランナーが伸びる上での要素が3つある。それは 環境・指導者・ライバル だ。」
ライバルがいるからこそ、切磋琢磨して今まで以上の力を発揮できますよ私もそうですが、ライバルの存在は、絶対必要条件だと思います。食らいついて、食らいついて、食らいついていった結果…知らない間に力がついてくるものです。まだスタートしたばかり、焦らずいきましょう!その時はそんな言葉をお伝えしました。

しかし、今回は槇田さんにちょっとしたピンチが訪れます!

 

 


 

12月16日(水)のジョグスパ

 


 

メニューと設定タイムは以下の通りです。

 

◼︎1km × 2 (Freeペース) + 制限時間内いけるだけペース走

【1kmの設定タイム】5分を目指して走って欲しいのですが、いけるところまで

・主観的な強度:「かなりキツい」「非常にキツい」

 

【ペース走の設定タイム】5分40秒〜30秒

・主観的な強度:「ややキツい」「キツい」

 

 

槇田さん

5分で2㎞…これまたどこまで出来るのかわかりませんが、出来るところまでやってみます。

 

 


結果


 

1kmのタイムが5分40秒くらい。

ペース走のタイムも6分かかるといった走りが続きました。

 

【久保的視点】
あれ?待てよ・・・。なんだかやっぱりおかしいな・・・。
力からすると今日のペースで走れておかしくないのに、どんどんペースが落ちている。30km走を行ったときも、急にペースが落ちたりするところからするとまさか・・・

 

 

ストップ!!

途中で槇田さんに走ることを止めてもらいました。そして聞いてみたんです。

 

 

久保

槇田さん、もしかして貧血かもしれません。

 

 

槇田さん
はい。最近お医者さんからそう言われました。

 

 

久保

やっぱり!!!

今日は一生懸命走らなくて大丈夫です。というよりも、貧血状態では一生懸命走ること自体が難しいんです。

血液検査の結果とかありますか?
いろいろな要素はありますが、まずヘモグロビン値を知りたいのですが?

 

 

槇田さん

わかりました。帰ってから連絡します。

 

 

 

そして送られてきた数値は以下の通りでした。(2013年、2014年、2015年のもの)

ヘモグロビン

2013 12.3

2014 12.4

2015 11.1

 

なんと今年になってからヘモグロビン値が急激に落ちていることが分かりました。

 

 

久保

ヘモグロビン値が低いです。

12は最低ラインですが、ランナーはもっと欲しいところです。槇田さんは現状では11ですから、これでは思うように走ることは難しいです。ヘモグロビン値が1下がるだけでも大きな変化がおこります。もし12という値からさらに1下がれば走れなくなります。すぐ呼吸が上がるし、頑張ることができません。私も昔、貧血に泣かされた経験者です。

お腹の調子も悪いかもしれませんので、自分でお腹マッサージなどをしてほぐすようにしてみてくださいね。腸の働きが良くなると鉄の吸収機能も高まりますので。 あと先日もお伝えしましたが、脚は絶対に冷やさないようにしてくださいね。特に足首も。体の冷えは貧血を招きます。 腰などに貼るカイロなどを貼って温めることもオススメします。

まずはここをしっかり改善していきましょう!小松菜、レバーなど、鉄の多いものを意識して摂取してください。そのときは必ずビタミンCも一緒に。 とにかくお医者さんから薬を処方してもらってくださいね。 治れば必ず走れるようになりますから 、今は治すことに専念しましょう!

 

 

槇田さん

え〜そうなんですね…。日常生活では問題ないと言われていたので大したことないと思っていました。食生活も改善しないと、ですね。練習日記とともに食事日記もつけてみます。焦りますけど、まずは目の前のやれることから頑張ります。ありがとうございます。

 

 

石田(やり取りに横入り)

貧血気味の症状がありそうとのこと、このタイミングで判明して良かったと思います!

久保コーチが言う通り、走るのに適正な値まで戻ることに専念しましょう!

実は石田も中学3年の時に突然貧血症になり、それまで長距離走はクラスで一番だったのに、突然ビリを争うという状況に陥ったことがあります。その時もお医者に薬を出してもらったり、母ちゃんにレバーとかほうれん草とか鉄分豊富な料理を食べさせてもらう頻度を増やして、結構すぐに正常値まで戻りました。

あれから30年(笑)

技術は物凄い進化してますから、薬を適切に使用すればあっという間に良くなると思います。しかし、その数値であれだけ走られてたのがある意味凄いのではないかと…。

久保コーチとも話してたのですが、目標はあくまでもサブフォー。でもそこに挑戦するための基本的な態勢が整っていなかったならば、その挑戦がストレスになる可能性があります。これから貧血が改善すればサブフォーはまだまだ可能だと思ってますが、そこに固執するのではなく、チャレンジできるところが何処なのかを見極めながら進めて行きましょう。

 

走れないい原因が貧血にあったということがわかった今回。どうりで槇田さんの走りと久保のイメージが結びつかなかったわけです。まずはここから改善していかなければならないことがわかりました。体を鍛える以上に、しっかりとした質の良い休み(回復)で体を発達させれるよう促すことが大事なのです。
ピンチをチャンスへ!
貧血を克服できたら必ず走れるようになりますから!

 

とはいえ、2016年1月10日(日)はなんと鹿児島県で行われる「いぶすき菜の花マラソン」に出場される槇田さん!

明日です!!

 

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このマラソン、高低差がすごいんです。

 

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今の状況からするとピンチに変わりはありませんっ!

 

果たしてこの状態で走りきれるのか・・・。

果たしてどんな結末が待ち受けているのか・・・。

 

とにかく現状の中でベストの走りをしてもらえることを祈るしかありません。

ピンチをチャンスへ!

槇田さんの挑戦はつづきます!!

 

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